三年後、会社を辞めて旅に出よう

アラフィフシングルライフ

沖縄そばあれこれ(2)

日清の沖縄風ソーキそばが気に入ったので、近所のスーパーや新都心のサンエー、遠く小禄のイオンで買おうとおもったら売っていなかった。しょうがない。面倒だが国際通りドンキホーテに歩いて買いに行った(ドンキには自転車置き場がない)。2個ゲット。

それにしてもなぜ大手のスーパーで売っていないのか。もしかして、県内にたくさんある沖縄そばメーカーと競合するとまずい、という忖度が働いていたりするのかなどと考えながらインターネットで調べてみたところ楽天でもAmazonでも売り切れ。

日清のホームページに行ってみたらショック!生産終了品にのってる!!

www.nissin.comそりゃないぜセニョール! ドンキホーテで売っているのは店頭在庫なのか。まあ私は那覇に住んでいるのでいいのだが県外に住んでいる人にとっては残念なお知らせだろう。最近では内地でも都市部なら沖縄料理店があって沖縄そばも食べられるようになっているらしいが、お店で食べるとなると妙に高くなる。県内の沖縄そば専門店では、三枚肉やソーキを乗せて800円ぐらいするようでリーズナブルな食べ物ではないと感じる。

うちなんちゅでも、沖縄そば1杯に700円も800円もはらうのはおかしいと、邪道だという人もいる。私と同年代の昭和生まれのうちなんちゅの一人に言わせると、沖縄そばというのは土曜日や日曜日の昼ご飯にだされる手抜きメニューであって、スーパーで買ってきた沖縄そばだしと生麺で作ったものが本物だそうだ。

f:id:mnw538:20210213065830j:plain本物たち。種類は多く値段は安い。

沖縄の小学生は毎週末おばあが作る歯ごたえのないあれを、おいしくないなあと思いながら食べるものなのだとのこと。かたよった意見かもしれないが、社内では同意するひともいたので昭和時代としては多いけっこう多いパターンだったのだろう。

f:id:mnw538:20210213065857j:plain一人用のカップ入りもある。

私の実家ではうどんか、暑い時期はそうめんがそんな扱いだった。つねに腹ペコだった子供のころでも土日の昼ご飯でだされるうどんを、またかとか思いながら食べていた。大人になってみればわかる。学校で給食をだしてくれることの有難さ。休みの日に、子供に昼ご飯をだべさせなくてはいけない面倒くささ。その狭間にうまれたのが家庭でたべるうどんであり沖縄そばだったのだろう。だからこそ、沖縄そば沖縄県民のソウルフードといえるのかもしれない。

 

沖縄そばあれこれ(1)

国際通りドンキホーテが出来たのがいつだったか覚えていないがまだ10年は経っていないと思う。が、いつのまにやら国際通りむつみ橋交差点では、あの「ドンドンドン ドンキ ドンキ ホ~テ~」の歌が聞こえてくるのが当然に感じられるようになってしまった。

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ドンキホーテ国際通り店は沖縄土産がたくさんあるため観光客が多いが地元民には興味の対象外だし、一部の特価品をのぞくとそれほど安くないためほとんど使わない。ただ地下1階の食料品フロアはたまに見に行く。目当ては台湾やベトナムの食品だ。沖縄県内で台湾名物パイナップルケーキが買えるのはここぐらいだ。

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それ以外にも特価品や何か目新しいものがないか見てまわって見つけたの冷凍食品がこれ。日清の沖縄風ソーキそば。

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沖縄風ということは、沖縄以外にもソーキそばが存在するんかい!という疑問はあるが見つけた以上試してみるしかない。冷凍食品の麺類はここ数年でものすごくレベルアップしているので結構期待できると思ったのだ。

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中身はこんな感じ。麺は電子レンジであたため、スープ用のお湯を沸かして盛り付ける。量は少なめに見える。だしのいい匂いがする。

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スープをすすってみる。だしがきいていて旨い。麺をすすってみる。美味い。幅が狭い平麺はもっちりした歯ごたえながら腰がある。ソーキ(肉)も小さめだが謎肉ではなく豚肉の味がする。完食。

食べ終わってちょっとびっくりしたほどレベルが高い。街中に多くある沖縄弁当屋で出している350円くらいの沖縄そばとくらべると麺のうまさがが段違いだ。弁当屋沖縄そばの麺は市販の生麺をつかっているため、歯ごたえも腰もないところがほとんどなのでくらべものにならない。ほんとうに食品産業の技術の進歩はすごい。お土産屋でも売っているカップ麺の沖縄そばは特に感心するところは無かったが、このソーキそばはお勧めできる。沖縄を離れてもこれが食べられれば沖縄そば方面で困ることはないだろう。

 

西のアザナで朝食を

土曜日。朝から空に雲は少なく、天気予報の最高気温は23℃。今日も外で食べようとおもい久しぶりに首里城のほうに行ってみる。

ポーたまでポークおにぎりを買って、安里から首里の坂を上ることにする。

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コロナ禍前には行列が出来ていて買うまで20分ぐらいかかったこの店も、今は待ち時間なしで買える。ありがたいが申し訳ない感じ。

首里の坂。ママチャリは重いのでえっちらおっちら登るが、途中の首里高の緋寒桜がきれいに咲いていた。

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登りきって首里城交差点を右にまがりトンネルを潜ってすぐの駐輪場に停める。そこから歩いて西のアザナへ。

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西のアザナからは那覇市街が一望にできる。その先には海のむこうの慶良間諸島が暖かくかすんだ空気の先に見える。久しぶりにくるとやはり絶景だ。

西のアザナは西向きなので、夕方にきて陽が沈んでいくのを見るためビュースポットということになっているが午前中は別の良さがある。あと、コロナ禍の今は観光客も少なくゆっくり出来るはずの場所だ。

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遠くで船と飛行機がゆっくり動いているのを見ながら、おにぎりを食べる。一つ目はあぶらみそ入り。おいしいおいしい。もう一つはぜいたくに魚フライいり。タルタルソースも入ってボリューム満点。

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それにしても暖かい。というよりも風も弱いし、もうはっきりいって暑い。陽射しをあびていると長袖のシャツだと汗をかいてしまう。半袖のTシャツで十分だと思う。

この冬の那覇は、12月から1月始めにかけて天気が悪い日がつづき気温も低かった。その後は天気が持ち直し気温も安定している。

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暑いのでそうそうに西のアザナを後にして坂を下った。

 

穏やかな那覇港の景色

1月最後の週末は土曜日曜ともに天気が良く風も弱かった。

朝一番にジョギングしたあと、ブランチをいい景色を見ながら食べたいと思ったのでシャワーをあび、淹れたてのコーヒーを保温水筒につめて西町のおいしいパン屋に直行。那覇で朝早い時間にバゲットが買えるのはここだけだ。チキンとゴボウのバゲットサンドと卵サンド、あとキャラメル味の甘いのを一つ購入。

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そのまま、泊大橋を通って西洲の浦添埠頭へ行った。海そばまで行くと少し風があった。それでも静かないい天気で、光線の具合によるものか海が笑ってしまうほど青い。

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沖縄本島のほとんどの海岸は、リーフに守られているためあまり強い波が立つこともなく穏やかだ。さらに堤防で区切られている那覇港内はほとんど波もなく静かだが、浦添埠頭はリーフの外側まで突き出ているため東シナ海の迫力のある波がそのままぶち当たっている。少し風が強い日には命の危険を感じるぐらいだ。海の色も黒にちかい群青色。

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堤防で分けられた港内との落差が激しい。

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のんびりした那覇港にむけて釣りをする人がちょぼちょぼと。それ以外の行楽客はいないので静かだ。

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テトラポットを風よけにして優雅なブランチのあと、寝転がってうとうとしていたら軽く日焼けをしてしまった。いい週末だった。

 

非常事態宣言がでた国際通り周辺

沖縄県で非常事態宣言が出たのが1/19の火曜日で昨日は、宣言後初の金曜日だった。

街の様子を確認するため夜の9時ごろ国際通り周辺を歩き回ってみた。気温は20℃近くまであがっており、雨が続いていたためちょっと蒸すような空気感。

国際通りはほとんど、人の通りが無くなっていた。去年の8月ごろと同じ。8時閉店の店から追い出されたらしい一団が目についたが、それ以外は帰宅者ぐらいか。

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開店してるのはコンビニやドラッグストアぐらいで、ほかはほとんどの店が電気を消していた。秋からじょじょに人の通りもを増えてきたところだったというのに。

最近は飲食店でも従業員やバイトの解雇が進みつつあるし閉店した店も増えてきた。今回の宣言で飲食店経営者の方々の心が折れてしまうのが心配だ。客の立場からすると、せいぜいできる限り顔をだしてお金を使うことだけ。それも大人数では行きづらい雰囲気だし、どうしようもない。

新型コロナウィルスのワクチン接種についてあまり気は進まなかった。周りの人が打ち出したら考えようか、と思っていたがここまで自粛がつづくといい加減いやになってきた。さっさとすませて大きな顔で飲み食いできるようになりたくなってきた。

 

 

 

 

 

那覇住みの水道光熱費 2020年分

水道料金の通知が来たので、去年1年間の水道光熱費の情報がまとまった。電気は沖縄電力、ガスは都市ガスの沖縄ガス。水道は那覇市水道局からの請求書からの情報。独身男が那覇市中心部の1DK(約34平米)のアパートで暮らした数字である。

2020年の1年間での平均請求額は、電気2,707円。ガス1,993円。水道1,418円の合計6,117円。

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電気料金は8月に最高値を記録しているが、これはそのままクーラーの使用によるもの。といっても月曜から金曜は出社していて昼間の使用はなし。帰宅後は冷やしすぎに感じるぐらい冷やしていたが、途中から風邪っぽくなったため控えていた。

ガスと水道は2月が最高値。寒い時期で風呂にお湯をためたことが原因か。暑い時期になるとほとんど水シャワーで済ますようになるのでその差は大きいだろう。かわりに冬は暖房機器を使わなかったので電気料金が安くなっている。

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街中のアパート住みというインフラのおかげだが、文化的な生活をおくるためのリソースがこの程度の費用で使えるというのはありがたいことだ。だって、アウトドア活動中や長旅に出たら、これらの確保のための費用や手間にどれだけかかることか。

いつでも好きな時にシャワーを浴びられる。冷たい飲み物が飲める。暑ければクーラー、寒ければ暖房をつけられる。素晴らしい。偉大なるかな、文明よ。

 

 

那覇もあぶなくなってきた?

今日は朝から青空がひろがっていい天気だった。気温もあがってひさしぶりに那覇らしい、快適な気候だった。

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国際通りに観光客が戻りつつある一方、沖縄の新型コロナウィルスの感染状況は悪くなっているらしい。

www.okinawatimes.co.jp先週は私の会社でも初めての感染者がでて対応に追われた。社内のソーシャルディスタンスを確保する対策(マスク・フェイスシールド・リモート会議等々)は十分とられていたため、濃厚接触者と判定された人間は出なかったものの、社内各所の消毒や関係者への連絡などで仕事が進まなかった。

行きつけのバーも休業に入るという連絡があった。いままでは通常営業でやっていたものの、那覇市内の飲食店がどんどん時短営業や休業しだして人が集まりすぎるようになったのと、予約を入れていた常連客が新型コロナウィルスに感染して来れなくなった例が2件あったためだそうな。

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去年の8月ごろとくらべても、明らかに新型コロナウィルスが身近にせまってきている感じがする。もともと冬には第3波がくるだろうと予想されていたが、思っていたよりも大きな波だ。せめて天気がよくて気温があがる日がつづくことを祈っておこう。