三年後、会社を辞めて旅に出よう

アラフィフシングルライフ

緑ヶ丘公園で花見

沖縄で花見というと、本島なら北部の名護や八重岳まで車で行き、緋寒桜の並木道を車で通り抜けるというのがメジャーな方法である。

車なので出先で酒をのんで宴会というわけにもいかないし、もともと県内では緋寒桜の本数も多くない上に、緋寒桜自身も花の付き方がソメイヨシノほど密集しておらず地味目だ。そんなわけで沖縄に来てから桜のしたで酒を飲むという、機会はなかった。

那覇市内の桜の名所といえば与儀公園だが、家から歩いていくにはちょっと遠い。いや散歩ということならいいのだが、花見といえばお酒。後のことを考えるともう少し近所がありがたい。

f:id:mnw538:20210220140249j:plain与儀公園の桜

f:id:mnw538:20210220140428j:plain桜以外の春の花が満開

というわけで、国際通りからニューパラダイス通りに入ってすぐにある緑ヶ丘公園。この園内の桜をつまみに酒でもやっつけてみようと思った。しかしそんなに大荷物をもってというのも面倒だ。昼間なのでビール2本だけとしておこう。

f:id:mnw538:20210220140713j:plainコロナに勝つ

f:id:mnw538:20210220140859j:plain沖縄天ぷらにオリオンビール

 緑ヶ丘公園は国際通りのすぐそばにあるが観光地というわけではなく、いつも地元の若者がスポーツに興じている場所だ。牧志出身の飲み屋の店員さんによると、子供のころいつも友達とあつまって遊んでいた場所。酒を覚えたのもこの公園で、昔はよく酔いつぶれて朝まで寝ていたとかなんとか。

ぽかぽか陽気の中で昼からのビールはよく効く。横になって空を見上げると青空。目を閉じてうつらうつらしていると、今の自分はコロナに勝っている気がした。あと人生に対しても、ちょっと勝っていると思った。