台風9号通過
非常に強い勢力の台風9号が沖縄本島近海を通過した。気象庁による暴風・大雨・波浪等の警報は、前日8/31の夕方から9/1の昼過ぎまで続いた。停電は多数発生したものの、倒木や建物の被害はすくない。感覚としては3年に1度ぐらいはくる強さの台風だった。
内地では、1週間以上まえに発生した台風が毎日の予報ですこしづつ進路をかえて、徐々にちかづいてくるかんじがある。蕎麦屋の出前を待っているような期待感がある。それにたいして沖縄では、台風発生の発表の翌日翌々日には影響がでだし、あっというまに猛烈な風雨にさらされる。比較すると駅の立ち食い蕎麦のよう。スピード感がまったく別ものだ。
ただ毎年のことなので、台風慣れしておりあわてるようなことはない。まあこんなものかといったところ。
風雨が強くなるまえに樹にはカバーがかけられるし、警報がでているあいだは自宅待機で人通りはなくなる。
今年は新型コロナウィルスの流行した状態で、8/31から9/2の旧盆をむかえたが、そのあいだに人が集まるのをおさえることに役立った台風だとおもう。